イタリア代表の元NBA選手ジジ・ダトメ「チームUSAの身体能力は僕たちとはレベルが違った」
グループ首位でFIBAバスケットボールワールドカップ決勝トーナメントに進出したイタリア代表は、1回戦でNBAスターたちを擁するチームUSAと対戦し、37点差の大敗を喫した。
序盤にチームUSAに主導権を奪われたイタリア代表は、ほとんどの時間帯でダブルスコアの点差を許し、NBA選手たちに格の違いを見せつけられた。
デトロイト・ピストンズとボストン・セルティックスでプレイした経験を持つ元NBA選手のジジ・ダトメによると、イタリア代表とチームUSAの選手には身体能力に明らかな差があったという。
ダトメはチームUSA戦を終えた後、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
彼らの身体能力、体力、フィジカルは、僕たちとはレベルが違った。
彼らは大量得点した。
僕たちはバスケットを見つけることができなかった。
第3Qになると、点差はさらに広がってしまった。
僕たちは彼らと戦えるレベルに達していなかった。
これほどの点差で敗れるのはショックだが、彼らは本当に違う次元でプレイしていたんだ。
彼らが誰に対してもスイッチで対処し始めると、トンネルの出口は見えなくなってしまう。
彼らの身体能力、ブロックショット、パスカットは素晴らしかった。
僕たちにはゲームプランがあり、それを信じていた。
だが、これほど差がある場合、彼らを称賛するしかない。
イタリア代表はチームUSAに敗れたとはいえ、あと2試合残っている。
次に対戦するのは、ドイツ代表もしくはラトビア代表だ。
NBAでも活躍するデニス・シュルーダーを中心に全勝で決勝トーナメントに進出したドイツ代表と、今大会で台風の目となっているラトビア代表は、どちらも簡単に倒せる相手ではない。
果たしてイタリア代表は残り2試合を制すことができるだろうか?
なお、イタリア代表対チームUSAのチームスタッツは以下の通りとなっている。
– | ITA | USA |
---|---|---|
PTS | 63 | 100 |
TRB | 33 DRB:24 ORB:9 | 51 DRB:43 ORB:8 |
AST | 18 | 22 |
STL | 10 | 7 |
BLK | 2 | 6 |
TO | 14 | 19 |
FG% | 30.7% (23/75) | 53.7% (36/67) |
3P% | 18.4% (7/38) | 47.2% (17/36) |
FT% | 76.9% (10/13) | 73.3% (11/15) |