レブロン・ジェイムスはクリーブランド・キャバリアーズを4年連続でNBAファイナル進出に導いた後、ロサンゼルス・レイカーズに電撃移籍した。

当時のレイカーズはロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、カイル・クーズマなど若手有望株を揃えたチームだったが、NBAプレイオフ進出からは遠ざかっていた。

そのため再建中のチームにNBAを代表するスーパースターが移籍したことに驚いたファンは少なくなかっただろうが、ジェイムスの親友でありエージェントのリッチ・ポールによると、ジェイムスは常にチャレンジを求めているためレイカーズに移籍したという。

ポールはジェイムスのキャブス退団とレイカーズ移籍について質問されると、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

彼のことを知っている人なら分かると思う。

彼はすごく飽き性なんだ。

僕たちは才能を見ていた。

ジェシー（当時アシスタントコーチのジェシー・メルミュイ）はドラフトで素晴らしい仕事をした。

クーズ、ブランドン・イングラム、ゾー、ジョシュ・ハート。

若い才能が揃っていたんだ。

当時のジェイムスにはレイカーズをNBAプレイオフに復帰させる働きが期待されていた。

だが、移籍後1年目はジェイムスやボールなど主力選手たちが負傷離脱を強いられ、NBAプレイオフに進出することができなかった。

すると、オフシーズン中のトレードでアンソニー・デイビスを獲得。

ボール、イングラム、ハートを放出したものの、ジェイムスとデイビス擁するレイカーズはNBAチャンピオンに輝いた。

ジェイムスの次のチャレンジは、レイカーズをNBAチャンピオンに返り咲かせることだ。

今季もさまざまなNBA記録を達成するであろうジェイムスは、新たなチャレンジを成功させるために全力を注ぐことだろう。