デイミアン・リラードが恩師テリー・ストッツの辞任を受け「彼がいなくなるのは悲しい」
このオフシーズン中にミルウォーキー・バックスのアシスタントコーチに就任したテリー・ストッツが、同職を辞任したと報じられた。
ストッツの辞任理由については明かされていないが、エイドリアン・グリフィンHCとの関係悪化が最大の要因だったと噂されている。
そんな中、ポートランド・トレイルブレイザーズ時代にストッツの下でプレイしたNBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードが、ストッツの辞任に言及した模様。
リラードによると、ストッツの辞任は寝耳に水だったという。リラードのコメントをhoopshype.comが伝えている。
(ストッツの辞任は)どこからともなく突然やって来たようなものだった。
僕はこのリーグに長くいるから、こういったことが起こるのは分かっている。
すべては続いていくから、こういったことや今後起こるであろうことに対処し、前に進み続けなければならない。
僕はテリーと長い間一緒にいた。
彼のために9年間プレイした。
馴染みある人がいたから、ここへの移行がより簡単になると思っていた。
今は落ち着いているよ。
彼がいなくなるのは悲しいが、先ほども言ったように、すべては前に進んでいくんだ。
グリフィンHCがディフェンシブなコーチングを得意としているため、ストッツにはオフェンスの戦略構築などの役割が期待されていた。
アシスタントコーチ職を辞任したストッツがバックスの組織に残るのか、それとも去るのかは明らかになっていないが、リラードの発言を踏まえると、バックスを去ったと見て良いだろう。
なお、バックスがストッツの後任を探すのか、それとも現体制でNBA2023-24シーズン開幕を迎えるのかは分かっていない。