スティーブ・カーHCがNBAのルールに苦言「あれをブロッキングファウルと呼ぶのは世界で我々のリーグだけ」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地18日にオクラホマシティ・サンダーに敗れ、連敗を6に伸ばした。
この日はウォリアーズにも勝利のチャンスがあったものの、レギュレーションのラストプレイでチェット・ホルムグレンに同点の3ポイントを決められると、オーバータイムではNBAオールスターのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーに活躍を許し、勝利を掴めなかった。
だが、指揮官のスティーブ・カーHCはレギュレーション終盤にオフィシャルのコールミスがあったと確信しているのかもしれない。
カーHCによると、第4Q残り1分26秒にアンドリュー・ウィギンスがアレクサンダーに対してブロッキングファウルをコールされたプレイについては、ブロッキングファウルには値しなかったという。カーHCのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
あれはシェイだった。
彼はトップ・オブ・ザ・キーで1on1を仕掛けてきた。
彼は本当にタフな選手であり、彼らには至るところにシューターがいるから、いろんなやり方で対処しなければならない。
だが、あの場面でシェイはタフショットを撃った。
我々のチャレンジが成功しなかったことに失望している。
リプレイを見たが、ウィグスは先にポジションを取り、彼のほうからは当たっていないように見えた。
だが、彼ら(レフェリー)にブロックと言われた。
彼らは「リーガル・ガーディングポジション」の話をしていたが、足をスライドさせて少し動き、相手にぶつかられるとブロッキングファウルを取られる。
あれをブロッキングファウルと呼ぶのは、世界で我々のリーグだけだ。
あれはリーガルなガーディングポジションだ。
だから、あのプレイには失望している。
だが、そういうものだ。
このファウルにより、ウォリアーズはサンダーにタイスコアに戻された。
ウィギンスのようなプレイがブロッキングファウルをコールされる場面はNBAでしばしば見られるうえ、選手やコーチ陣が不満を漏らすケースが多いため、NBAオフィシャルはリーガルポジションとイリーガルポジションの違いを各チームに再度通達すべきなのかもしれない。