フランス代表のヘッドコーチがエバン・フォーニエのトレードを望む「プレイできるようになってほしい」
ニューヨーク・ニックスのエバン・フォーニエには昨季中からトレードの噂が出ていたものの、今もニックスに所属している。
今季もローテーションから外されているだけにフォーニエの不満は想像に難くないが、来年夏に母国フランスでオリンピックが開催されるため、フランス代表のヘッドコーチはフォーニエのコンディションを懸念しているのかもしれない。
フランス代表を指揮するビンセント・コレットHCは、フォーニエの状況について次のようにコメントしたという。eurohoops.netが伝えている。
僕が望んでいるのは、彼が再びプレイできるようになるために場所を変えることだ。
だが、残念ながら我々はその鍵を持っていない。
複雑な状況だ。
このケースでは、彼の契約の大きさはアドバンテージとはならない。
彼を迎え入れる準備をしているフランチャイズがあるのは明らかだが、この状況では(トレードは)難しいだろう。
ニックスはフォーニエをローテーションプレイヤーとしてではなく、トレード要員として使うためにロスターに残していると見られている。
つまり、もし2月のトレード期限までにトレードが実現しなかった場合、ニックスはフォーニエをウェイブする可能性がある。
フォーニエとしては来年夏のパリオリンピックに向けてコンディションを高めるためにも、できるだけ早くNBAゲームに復帰したいところだろうが、果たしてフォーニエのトレードは実現するのだろうか?
なお、フォーニエは今季1試合の出場にとどまっている。