NBAプレイオフ復帰を目指すヒューストン・ロケッツは、オフシーズン中に即戦力のベテラン選手を数人獲得した。

ロケッツはNBA屈指のディフェンシブチームに生まれ変わったわけだが、それはディロン・ブルックスの働きによるところも大きいだろう。

では、なぜブルックスにマッチアップされた選手はタフショットを撃たされることが多いのだろうか？

ブルックスは彼のディフェンスの秘訣について、次のように明かしたという。hoopsrumors.comが伝えている。

相手がジャンプショットを撃つ時、僕は彼らがボールをリリースした後に彼らの手を叩いている。

このリーグにいる誰もがそのことを知っているんじゃないかな。

だから、僕が彼らに近づいた時、彼らの頭の中で「フリーショットは撃てない」という考えが生まれるんだ。

彼らはワークアウトの時にいつもフォロースルーしているよね。

だが、僕が距離を縮めた時はフォロースルーできない。

僕はそうやっていろんなことを混ぜてディフェンスするのが好きなんだ。

フィジカルだけでなく、メンタルでも攻撃を仕掛けてくるブルックスらしいやり方だ。

ブルックスはこれからもルールの抜け道のような方法を見つけ、相手にタフなプレイを強いるに違いない。

なお、ブルックスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	16	361
MP	30.5	28.7
PTS	13.4	14.5
TRB	3.4	3.1
AST	1.8	2.1
STL	1.0	0.9
TO	1.8	1.6
FG％	48.1％	41.8％
3P％	43.8％	34.6％
FT％	82.5％	79.6％