NBAコミッショナーがインシーズントーナメントの得失点差に言及「微調整する方法があるかもしれない」
NBA初のインシーズントーナメントは、ロサンゼルス・レイカーズの優勝で幕を閉じた。
通常のレギュラーシーズンゲームと比べると視聴者数が激増したというから、初の試みは大成功だったと言えるだろう。
その一方で、グループステージで用いられた得失点差についてはさまざまな意見があった。
NBAコミッショナーのアダム・シルバーは選手やファンからの声を聞き、得失点差のルールについては調整する必要があると感じたようだ。
シルバーはインシーズントーナメントを振り返り、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
この新たなコンセプトを受け入れてくれた選手たち、コーチたち、もちろんチームにも感謝したい。
挑戦なくして成功はない。
今回を通し、いくつか学んだことがあった。
全体的に見ると、人々の反応にすごく喜んでいる。
準決勝と決勝で使ったコートはすごく良かった。
だが、もう少し創造性を発揮し、チームのためにいくつかパラメーターをセットできると思う。
得失点差の概念は国際バスケットボール、FIBA、オリンピックでも用いられている。
それを完全になくすことは今は考えていないが、特にアメリカのファンが(得失点差を)スポーツマンシップの欠如と感じるなら、我々が得失点差を用いるのは良い考えではない。
ある時点で得失点差が重要でなくなるように微調整する方法がいくつかあるかもしれない。
シルバーによると、シーズンチケットホルダーに不公平にならないようにスケジュールの問題もクリアしなければならないという。
スケジュールを調整する可能性がある。
あまり注目されていないが、僕の陣営は非常に着目している。
ノックアウトラウンドに進出できなかったチームは、基本的にギリギリで試合をスケジューリングしなければならない。
それがチームと彼らのシーズンチケットホルダーにとって公平かどうか確認したい。
僕は来年に向けて何かしらの変更を加えなければならないと思っている。
インシーズントーナメントは初めての試みということもあり、NBAはさまざまな声があがることは想定していただろう。
今回の結果を受け、来年のインシーズントーナメントがどのような形になるのか楽しみに待ちたいところだ。