ワシントン・ウィザーズは現地16日、NBAキャリア7年目のポイントガード、デロン・ライトをバイアウトで放出したことを発表した。

今季限りで契約満了となるライトにはトレードの噂が出ていたものの、現地8日の期限までにトレードが実現することはなかった。

ウィザーズがライトをバイアウトした場合、ミネソタ・ティンバーウルブズなど複数のNBAチームが獲得を狙うとされていたが、ライトは昨季NBAファイナリストと契約する模様。

ESPNの記者によると、ライトがマイアミ・ヒートと契約する予定であることを、ライトのエージェントが明かしたという。

現在のヒートではテリー・ロジアー、タイラー・ヒーロー、ジョシュ・リチャードソンとガードのポジションでプレイしているが、カイル・ラウリーを放出し、かつロジアーとリチャードソンが怪我により離脱したため、ガードポジションが薄くなっている。

また、純粋なポイントガードが少ないヒートにおいて、ライトは貴重なポイントガードとなるだろう。

なお、ヒートのロスターには空きがあるため、ライトとの契約に伴ってロスターを動かす必要はない。

一方、ウィザーズのロスターはライトをバイアウトしたことで13人となったため、14日以内に選手を1人以上追加しなければならない。

ライトの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。