NBAオールスターポイントガードのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー擁するオクラホマシティ・サンダーは現地14日、主力の大半が欠場したダラス・マーベリックスに49点差で快勝してレギュラーシーズンを終えた。

これにより、サンダーはウェスタン・カンファレンス首位でのNBAプレイオフ進出が決定。

ファーストラウンドではニューオーリンズ・ペリカンズ、もしくはロサンゼルス・レイカーズ、もしくはサクラメント・キングス、もしくはゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。

今季のサンダーは王朝の始まりを予感させる戦いを見せていることから、ヘッドコーチとしてチームを指揮するマーク・ダグノートHCの評価もうなぎのぼりだ。

ESPNによると、ダグノートHCはNBA2023-24シーズンのマイケル・H・ゴールドバーグ賞を受賞したという。

マイケル・H・ゴールドバーグ賞は全米バスケットボールコーチ協会の年間最優秀コーチに贈られる賞であり、NBCAのディレクターを長年務めたマイケル・H・ゴールドバーグにちなんで名付けられた賞となっている。

なお、NBAコーチ・オブ・ザ・イヤーはメディアメンバーの投票によって決定するが、マイケル・H・ゴールドバーグ賞はNBA30人のヘッドコーチの投票によって決まる。

ダグノートHCは2020年にサンダーのヘッドコーチに就任。

就任1年目はわずか22勝にとどまったが、ダグノートHC指揮するサンダーは着実に力をつけ、今季は57勝25敗を記録した。

なお、マイケル・H・ゴールドバーグ賞を決める投票ではダグノートHCの他、クリーブランド・キャバリアーズのJB・ビッカースタッフHC、ミネソタ・ティンバーウルブズのクリス・フィンチHC、ボストン・セルティックスのジョー・マズーラHC、オーランド・マジックのジャマール・モズリーHCに票が入ったと報じられている。