元フランス代表のフレデリック・ワイス「僕はジョエル・エンビードが憎い」
NBAを代表するスーパースターのジョエル・エンビードは、今年夏に開催されるパリオリンピックにチームUSAの一員として出場することを決断した。
エンビードはアメリカで暮らす子どものためにもチームUSAでプレイすることを決断したというが、エンビードがエマニュエル・マクロンに向けて出したとされるフランス代表入りを約束した書簡がリーク。
それにより、フランスのバスケットボール関係者たちはもちろんフランス国民のエンビードに対する怒りは必至だ。
そんな中、元フランス代表のフレデリック・ワイスがこの件に言及した模様。
ワイスによると、エンビードの裏切りは敬意を欠いているという。ワイスのコメントをbasketnews.comが伝えている。
彼は優れたバスケットボール選手だが、ひどい男だと思う。
今回の件で僕は彼が憎い。
彼はフランスに対して敬意を欠いている。
パスポートを取得したくても取得できない人々もいる。
そういった人々に対しても敬意を欠いている。
ハイレベルのアスリートというだけでパスポートを取得する権利があるのはスキャンダルだと思うし、恥ずべきことだと思う。
ジョエル・エンビードの言い訳なんて関係ない。
彼の言葉には価値がないのだから、何を言ったとしても無価値だ。
彼からフランス国籍を剥奪し、フランス領土から追放すべきだ。
そうすれば、君はオリンピックでプレイできない。
君はチームUSAの一員としてやって来る。
空港に着いたら、君はこう言われるだろう。
「君の入国は許可しない。家に帰りなさい。君はカメルーン人だ。アメリカ人だ。フランス人ではない。出国しなさい」とね。
エンビードは怪我がなければチームUSAの一員としてパリオリンピックに出場する予定だ。
だが、パリでは間違いなくブーイングを浴びるだろう。
美しい街中を気軽に歩くこともできないと思われるが、果たしてエンビードはこの件をどう受け止めているのだろうか?