シックスマン・オブ・ザ・イヤーを逃したノーマン・パウエル「他に何をすればいいのか・・・」
NBAは先日、2023-24シーズンの各賞のファイナリストを発表した、
今季のシックスマン・オブ・ザ・イヤーのファイナリストに選出されたのは、サクラメント・キングスのマリク・モンク、ミネソタ・ティンバーウルブズのナズ・リード、ミルウォーキー・バックスのボビー・ポーティス。
シックスマン・オブ・ザ・イヤー候補に挙がっていたロサンゼルス・クリッパーズのノーマン・パウエルは、最終選考にすら残ることができなかった。
パウエルはそれに強い不満を感じているようだ。
パウエルはファイナリストに残れなかった後、次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
正直言うと、馬鹿げていると思う。
2年連続だ。
シックスマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれるために他に何をすればいいのか分からない。
昨季はベンチのスコアリングでリーグトップだった。
だが、ノミネートされなかった。
今季は最も効率的なベンチ選手だった。
4人の殿堂入り選手と一緒にプレイしているという事実を踏まえると、ボールにタッチする回数は限られている。
本当に難しい。
パウエルは今季もシックスマンとしてクリッパーズのベンチスコアリングを牽引した。
だが、シーズン途中のトレードでジェイムス・ハーデンが加わったことにより、パウエルのスコアリングの機会は減少。
平均得点は昨季と比べるとダウンする結果となってしまった。
クリッパーズからシックスマン・オブ・ザ・イヤーが選出されるなら、おそらくパウエルではなくラッセル・ウェストブルックだろうが、パウエルがこれに腐ることなく、NBAプレイオフでもスコアリングで貢献することを願いたいところだ。
なお、パウエルの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | 2023-24 |
---|---|---|
G | 60 | 76 |
MP | 26.1 | 26.2 |
PTS | 17.0 | 13.9 |
TRB | 2.9 | 2.6 |
AST | 1.8 | 1.1 |
STL | 0.8 | 0.6 |
TO | 1.7 | 0.9 |
FG% | 47.9% | 48.6% |
3P% | 39.7% | 43.5% |
FT% | 81.2% | 83.1% |