フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードが現地5日、チームUSAの一員としてパリオリンピックに出場することを決断した。

エンビードはチームUSA、カメルーン代表、フランス代表の中から選ぶことができたが、アメリカ生まれの息子のためにチームUSAの一員としてプレイすることを決断。

チームUSA入りを決断したジョエル・エンビード「チームUSAを選ぶべきと思った」

現役時代にオリンピックで金メダルを2度獲得した実績を誇るダラス・マーベリックスのジェイソン・キッドHCも、エンビードのチームUSA入りを喜んでいるようだ。

キッドHCはエンビードのチームUSA入りについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

チームUSAにとって素晴らしいニュースだ。

パリで金メダルを勝ち取るチャンスを手にしたいなら、すべてのトップ選手が出場しなければならない。

世界のレベルはどんどん上がっている。

ワールドカップでそれを見たよね。

ベストプレイヤーのひとりが招待を受け入れたことは、チームUSAにとって素晴らしいニュースじゃないかな。

この夏に開催されたFIBAバスケットボールワールドカップでは、世界のレベルが上がっていることだけでなく、チームUSAにインサイドの問題があることも分かった。

昨季MVPのエンビードは、その問題解決に確実に繋がるだろう。

なお、現時点でキッドHCがチームUSAのコーチングスタッフに招聘される可能性は低いが、キッドHCは招待があれば断る理由はないとした。

僕は選手として、もしくはコーチとして、国を代表するいかなる機会も絶対に断らない。

常に受け入れる。

だから、もしオファーがあれば、僕は受け入れるつもりだ。