デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは昨季、チームをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導いた。

2014年NBAドラフト2巡目11位選手のヨキッチがNBAを代表するスーパースターのひとりになると思っていたファンはほとんどいなかっただろう。

だが、ナゲッツのチームメイトたちはヨキッチのポテンシャルの高さに早くから気付いていたようだ。

元ナゲッツのジャレット・バンダービルトによると、ナゲッツの選手たちはヨキッチを支え、背中を押し、それがヨキッチの開花につながったという。バンダービルトのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

彼（ヨキッチ）は他と違っていた。

彼は自分の素晴らしさに気付くと、影響力を持ち始めた。

そうなった時の彼は常に素晴らしかった。

彼らは「MVPを獲りにいけ！」と言い、彼の背中を押した。

ウィル・バートンが「MVPを獲りにいけ！君ならやれる」と言っていたのを覚えている。

彼がそれをできることに気付くと、もう終わりさ。

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開花したヨキッチはアンストッパブルなNBAスターとなり、すでにレギュラーシーズンMVPを2度、ファイナルMVPを2度獲得。

ヨキッチの時代はしばらく続くだろうが、彼は変わらずマイペースを貫きながら勝利に貢献することだろう。

なお、ヨキッチの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
G	69	596
MP	33.7	30.8
PTS	24.5	20.2
TRB	11.8	10.5
AST	9.8 （キャリアハイ）	6.6
STL	1.3	1.2
BLK	0.7	0.7
TO	3.6	2.9
FG％	63.2％ （キャリアハイ）	55.3％
3P％	38.3％	34.8％
FT％	82.2％	82.9％