病気で歩行能力を失うもバスケットボールに関わり続ける元NBAコーチのデイビッド・ブラット「向上しようとしないなら後退してしまう」
ヘッドコーチとしてクリーブランド・キャバリアーズを指揮した経験を持つデイビッド・ブラットは、6年前に多発性硬化症を患った。
ブラットはこれにより歩行能力を失ってしまったが、バスケットボールに関わり続け、現在カナダ代表のコンサルタントとして働いている。
コートサイドでサポートすることができなくなってしまったにもかかわらず、なぜブラットは今もバスケットボールに関わり続けているのだろうか?
ブラットによると、人生においては努力し続けることが大切だという。ブラットのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
それがあるべき姿だ。
そのことをこのスポーツとビジネスが教えてくれた。
働かなければ生きていけない。
向上しようと努力しないなら、後退してしまう。
それが唯一できることなんだ。
ブラットによると、コートサイドでカナダ代表をサポートすることはできないものの、カナダ代表を指揮するジョルディ・フェルナンデスがローテーションなどで迷った時は常にアドバイスしているという。
ブラットは身体が動き、情熱が消えない限り、これからもカナダ代表を影でサポートし続けることだろう。