NBAドラフト10位以内で指名された選手は、チームの主力に成長することが期待されている。

だが、NBAでの成功が約束されたわけではない。

実際に2015年NBAドラフト10位以内で指名された選手のうち、今もNBAでプレイしているのはわずか3選手のみのようだ。

fadeawayworld.netによると、2015年のNBAドラフトトップ10選手で今もNBAに残っているのは、ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズ、ロサンゼルス・レイカーズのディアンジェロ・ラッセル、ボストン・セルティックスのクリスタプス・ポルジンギスのみであり、他の選手たちは海外もしくはGリーグでプレイしているという。

ただし、2015年のNBAドラフト全体を見ると豊作だったと言えるだろう。

フェニックス・サンズのデビン・ブッカー、インディアナ・ペイサーズのマイルズ・ターナー、ポートランド・トレイルブレイザーズのジェラミ・グラント、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのケリー・ウーブレ、ボストン・セルティックスのテリー・ロジアー、ミルウォーキー・バックスのボビー・ポーティスなど、主力として活躍している選手が多いのだ。

彼らの活躍はNBAドラフト下位で指名された若手選手たちに勇気と希望をもたらすに違いない。

なお、2015年のNBAドラフトの結果は以下の通りとなっている。

順	選手	チーム
1	カール・アンソニー・タウンズ	MIN
2	ディアンジェロ・ラッセル	LAL
3	ジャリル・オカフォー	PHI
4	クリスタプス・ポルジンギス	NYK
5	マリオ・ヘゾニャ	ORL
6	ウィリー・コーリー・スタイン	SAC
7	エマニュエル・ムディエ	DEN
8	スタンリー・ジョンソン	DET
9	フランク・カミンスキー	CHA
10	ジャスティス・ウィンスロー	MIA
11	マイルズ・ターナー	IND
12	トレイ・ライルズ	UTA
13	デビン・・ブッカー	PHX
14	キャメロン・ペイン	OKC
15	ケリー・ウーブレ	ATL →WASへトレード
16	テリー・ロジアー	BOS
17	ラシャード・ボーン	MIL
18	サム・デッカー	HOU
19	ジェリアン・グラント	WAS →NYKへトレード
20	デロン・ライト	TOR
21	ジャスティン・アンダーソン	DAL
22	ボビー・ポーティス	CHI
23	ロンデイ・ホリス・ジェファーソン	POR →BKNへトレード
24	タイアス・ジョーンズ	CLE →MINへトレード
25	ジャレル・マーティン	MEM
26	ニコラ・ミルチノフ	SAS →BKNへトレード
27	ラリー・ナンスJr	LAL
28	RJ・ハンター	BOS
29	クリス・マッカラー	BKN
30	ケボン・ルーニー	GSW
31	チェディ・オスマン	MIN →CLEへトレード
32	モントレズ・ハレル	HOU
33	ジョーダン・ミッキー	BOS
34	アンソニー・ブラウン	LAL
35	ウィリー・エルナンゴメス	PHI →NYKへトレード
36	ラキーム・クリスマス	MIN →INDへトレード
37	リショーン・ホームズ	PHI
38	ダラン・ヒリアード	DET
39	フアン・パブロ・ボーレット	CHA →BKNへトレード
40	ジョシュ・リチャードソン	MIA
41	パット・コナートン	BKN →PORへトレード
42	オリビエ・ハンラン	UTA →SASへトレード
43	ジョセフ・ヤング	IND
44	アンドリュー・ハリソン	PHX →MEMへトレード
45	マーカス・ソーントン	BOS
46	ノーマン・パウエル	MIL →TORへトレード
47	アルトゥーラス・グダイティス	PHI →SACへトレード
48	ダカリ・ジョンソン	OKC
49	アーロン・ホワイト	WAS
50	マーカス・エリクソン	ATL
51	タイラー・ハーベイ	ORL
52	サットナム・シン・バハマーラ	DAL
53	サードミニク・ポインター	CLE
54	ダニ・ディアス	UTA →PORへトレード
55	カディ・ラレン	SAS
56	ブランデン・ドーソン	NOP →LACへトレード
57	ニコラ・ラディツェビッチ	DEN
58	JP・トコト	PHI
59	ディミトリオス・アグラバニス	ATL
60	ルカ・ミトロビッチ	PHI →SACへトレード