レイカーズの今季に成績が昨季に並ぶ
ロサンゼルス・レイカーズは今季開幕3連勝と、ここ数年で最高のスタートを切った。
その後のロード4連戦を1勝3敗で終えたものの、6連勝で挽回したレイカーズ。
だが、オーランド・マジックとデンバー・ナゲッツに敗れ、今季の成績を10勝6敗とした。
それでもウェスタン・カンファレンス4位であるため、レイカーズが昨季以上の成績を残すと期待しているファンは少なくないだろう。
しかし、レイカーズの状況は昨季とほとんど変わっていないのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、レイカーズの現在の成績10勝6敗は、昨季16試合を終えた時点の成績とまったく同じだという。
ただし、昨季と比べるとオフェンシブレーティングは明らかに改善している。
一方、ディフェンスについては改善が見られず、レイカーズのディフェンシブレーティングはNBA26位にとどまっている。
ペイントエリア内での失点はNBA28位、ファストブレイクでの失点はNBA29位、セカンドチャンスでの失点はNBA22位だ。
つまり、レイカーズがさらに上を目指すためにはディフェンスの改善が不可欠と言えるだろう。
ディフェンスに定評あるジャレッド・バンダービルト、ビッグマンのジャクソン・ヘイズとクリスチャン・ウッドが離脱していることが大きな影響を及ぼしていると言えるかもしれないが、ナゲッツ戦を見る限り、インサイドのディフェンスの弱点を克服するのは難しい。
レイカーズがこの問題をどう解決していくのか、それとも解決法を見つけることができないのか注目したいところだ。