タイロン・ルーHCがレイカーズからのヘッドコーチ契約オファーを振り返る「リスペクトしてほしかった」
ロサンゼルス・レイカーズがヘッドコーチのルーク・ウォルトンを解雇した当時、タイロン・ルーとモンティ・ウィリアムスが次期ヘッドコーチ最有力候補に挙がっていた。
特に現役時代をレイカーズで過ごし、クリーブランド・キャバリアーズ時代にレブロン・ジェイムスをコーチングした経験があるルーは、レイカーズにとって最適な人材と見られていた。
しかし、ルーはレイカーズからのオファーを受け入れなかった。
ルーHCによると、レイカーズからのオファー内容を見た時に「失礼」と感じたという。
ルーHCは当時を振り返り、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
他のコーチたちは5年契約でもっと高額なサラリーを得ている。
チャンピオンシップチームのコーチなのに3年契約?
それだけでなく、スタッフも彼らが選ぶのか?
ルーによると、レイカーズはルーにコーチ陣の選定を任せるのではなく、レイカーズのフロントオフィスが決めると伝えてきたという。
また、ルーはジェイムスからリクルートの電話をもらっていたことも明かした。
彼(ジェイムス)から電話を2回もらった。
僕は「どうしろと言うんだ?」、「彼ら(レイカーズのフロントオフィス)に敬意を払ってもらいたい。あの契約で君のところには行きたくない。もし彼らが僕をリスペクトしないなら、それで構わない」と伝えたんだ。
ルーとウィリアムスにオファーを断られたレイカーズは、第3候補とされていたフランク・ボーゲルをヘッドコーチに採用した。
ボーゲルはレイカーズをNBAチャンピオンに導いたものの、その後については知っての通りだ。
なお、ルーはこの夏もレイカーズの新ヘッドコーチ候補に挙がっていたが、ロサンゼルス・クリッパーズと延長契約を結び、レイカーズはJJ・レディックをヘッドコーチに迎え入れた。