トゥオマス・イサロHCがグリズリーズのローテーションに言及「選手たちの言いたいことは分かる」

メンフィス・グリズリーズを指揮するトゥオマス・イサロHCは今季、選手たちに長時間プレイさせることを避け、短時間で入れ替えるようなローテーションを組んでいる。
NBAスターのジャ・モラントとジャレン・ジャクソンJrはそのローテーションに不満を持っているというが、イサロHCは選手たちの不満をどう受け止めているのだろうか?
イサロHCはデトロイト・ピストンズに敗れた後、ローテーションについて次のように説明したという。basketnews.comが伝えている。
選手たちの言いたいことは分かる。
多くの選手はキャリアを通して長時間プレイし、その中でリズムを掴むことに慣れているからね。
バスケットボールは他の世界的なスポーツと同じように進化している。
求められるプレイの強度はますます高まっている。
それにアジャストしていかなければならない。
それが重要なことのひとつだ。
それと、選手交代のパターンには綿密な計画と「感覚」がある。
交代のパターンは、短期的、中期的、長期的な成果を最適化するためのものだ。
交代パターンの唯一の目的は、試合において優位性を見つけ出すことだ。
なぜなら、強度とテンポ、特にテンポが我々にとって重要な要素のひとつだから、何が足りていないのか見極めることができるからだ。
シーズン序盤はユニットとしてのケミストリーを少し犠牲にしているかもしれない。
同じユニットでプレイする時間が短くなったり、中断が多いNBAゲームの中でさらに交代が増えるからね。
だから、懸念については理解している。
先ほど話したように、我々は短期、中期、そして長期的に見て、全体的に最良の結果になることを目指しているんだ。
モラントはグリズリーズにとって最も重要な選手のひとりだ。
だが、今季の平均出場時間29.4分は、彼のNBAキャリアにおいて最も短い。
また、モラントとジャクソンJrが共にプレイする時間も激減しているというが、果たしてトゥオマスHCは選手たちの感情をコントロールしつつ、チームを成功に導くことができるだろうか?


