先日、現役引退を発表したばかりのジェイソン・キッドが、早くもブルックリン・ネッツのヘッドコーチ就任が決まった。

契約内容は明らかにされていないが、NBA引退後に即ヘッドコーチ就任というのは異例だといえるだろう。

もともとバスケットIQが高く、コーチのような役割も担っていたキッドだからこそ、即ヘッドコーチに就任できたのかもしれない。

現役時代の2001年から2008年、キッドはニュージャージー・ネッツ（現ブルックリン・ネッツ）で司令塔として活躍した。

ドアマットチームだったネッツを強豪チームへと変貌させ、2度のNBAファイナル進出に貢献。

キッド率いるネッツは当時“ミラクル・ネッツ”と称されるほどに。

2013年、キッドはヘッドコーチとして再びネッツに戻ることとなる。

ヘッドコーチとしての能力は未知数だが、その手腕に期待したい。