【NBA】ブルックリン・ネッツvsトロント・ラプターズ 11月27日結果
日本時間11月27日に行われたブルックリン・ネッツ対トロント・ラプターズ戦は、102-100でアウェイのネッツが勝利した。
6連敗だけはまぬがれたかったネッツだが、この日はジョー・ジョンソンとアンドレイ・ブラッチが好調。
また、ポール・ピアースとケビン・ガーネットにも十分な出場時間が与えられ、それぞれの役割をこなしていた。
だが、内容は決して良かったといえないだろう。
第4Q残り8分42秒の時点で11点のリードを奪っていたネッツだが、その後ラプターズに反撃を許してしまう。
残り27.7秒にはルディ・ゲイの3Pでリードはわずか1点に。
直後のファウルゲームで得たフリースローをショーン・リビングストンが1本成功させ、点差を2点に広げるものの、10.7秒を残してラプターズのポゼッション。
タイムアウト後、コーナーにいたアミール・ジョンソンをまさかのオープンにしてしまう。
だが、アミール・ジョンソンの3Pショットはリングに嫌われ、ネッツがなんとか勝利をものにした。
不調が続いていたネッツだが、最後のチームディフェンスがそれを象徴していたようにも思える。
外れたから良かったものの、NBAタイトル獲得を目指すチームにとってあってはならないことだといえるだろう。
16得点を記録したピアースは、「最後の3分間は本当にキツかったよ。それまでリードしてたから良かったけど、もし接戦だったら負けてただろうね」、「今までと違ったのは、ゲームに対する姿勢だよ。みんなゲームに対する姿勢をしっかり持って挑んだ。周りからいろいろ言われるのはもうイヤなんだよ。ネッツは誇れるチームだし、諦めるヤツなんかひとりもいないんだ。連敗中のロッカールームは殺伐としてたけど、それが俺たちを団結させてくれてるんだと思うよ」とコメントした。
一方、追い上げ虚しく敗れたラプターズだが、イースタン・カンファレンス4位と好順位をキープしている。
逆転がかかった最後のプレイ、チームはエースのゲイにボールを託すも、ゲイはコーナーでオープンになっていたアミール・ジョンソンへのパスを選択。
このプレイについてデマー・デローザンは、「ルディに勝負させるため、アイソレーションの状況を作ったんだ。彼はパスを選んだけどね。でも、彼の選択は正しかったと思うよ。アミールはオープンだったし、3Pを決める力があるからね」と振り返った。
– | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
ネッツ | 26 | 29 | 26 | 21 | 102 |
ラプターズ | 28 | 23 | 25 | 24 | 100 |
ブルックリン・ネッツ スタッツ
先発メンバー
- ポール・ピアース
- ケビン・ガーネット
- アンドレイ・ブラッチ
- ジョー・ジョンソン
- ショーン・リビングストン
得点
- アンドレイ・ブラッチ:24
- ジョー・ジョンソン:21
- ポール・ピアース:16
アシスト
- ショーン・リビングストン:7
リバウンド
- ケビン・ガーネット、ジョー・ジョンソン、ショーン・リビングストン:6
チームアベレージ
- FG成功率50.6%
- 3P成功率28.6%
- FT成功率90.9%
- ターンオーバー:16
トロント・ラプターズ スタッツ
先発メンバー
- ルディ・ゲイ
- アミール・ジョンソン
- ヨナス・バランチュナス
- デマー・デローザン
- カイル・ラウリー
得点
- デマー・デローザン:27
- カイル・ラウリー:24
- スティーブ・ノバック:12
アシスト
- カイル・ラウリー:6
リバウンド
- デマー・デローザン:6
チームアベレージ
- FG成功率43.6%
- 3P成功率42.3%
- FT成功率95.5%
- ターンオーバー:16
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