コービー・ブライアントの契約額は妥当?
先日、ロサンゼルス・レイカーズのエース、コービー・ブライアントがチームとの延長契約を結んだ。
だが、契約額に対して批判の声も多い。
昨季終盤にアキレス腱断裂という重傷を負った35歳のブライアントは、レイカーズの顔と言っても良いプレイヤーだ。
だが年齢には勝てず、パフォーマンスレベルが低下しつつあるのは否めない。
さらにアキレス腱断裂の影響により、以前のようなクイックネスを発揮できない可能性もある。
そのような状態にもかかわらず、レイカーズはブライアントとの契約を2年延長。
あと2年は現役でプレイしていたいと話していただけに、ブライアントはレイカーズでNBAキャリアの幕を下ろすことになるだろう。
問題となっているのは、その契約額だ。
詳細な金額は明らかにされていないものの、4850万ドル(約49億円)にものぼると言われている。
年棒を下げられたとはいえ、依然としてNBAトップのサラリーを誇っているブライアントだが、なぜこれほどまでの高待遇を受けているのだろうか。
マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドは、ブライアントの契約延長について以下のように話している。
「(ブライアントのことは)プレイヤーとして大好きだよ。彼があの金額で契約できたのはすごいこと。レイカーズがコービーに価値を感じているから、お金を出してるのさ。(ブライアントの契約が)良いとか悪いとはそんな問題じゃないよ。彼は偉大なプレイヤーなんだ」
練習の鬼として知られるブライアントは、マイケル・ジョーダンと並ぶ6個目のNBAチャンピオンリング獲得を目標に掲げている。
日本時間12月7日(土)に行われるサクラメント・キングス戦での復帰が噂されているが、2年契約がふさわしいかどうかは、ブライアントのパフォーマンス、そしてファンによって判断されるだろう。
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