【NBA】インディアナ・ペイサーズvsマイアミ・ヒート 12月19日結果
日本時間12月19日に行われたインディアナ・ペイサーズ対マイアミ・ヒート戦は、97-94でホームのヒートが勝利した。
イースタン・カンファレンス頂上対決となったこの試合では、ペイサーズが序盤にペースを握り、前半終了時に11点のリードを奪う。
だが、ペイサーズ戦2連敗を喫するわけにはいかないNBA王者ヒートが第3Qから反撃を開始。
第3Q終了時に5点差まで追い上げたヒートは、第4Qでも攻撃の手を緩めない。
ペイサーズに3点のリードを許していた第4Q残り1分30秒、レブロン・ジェイムスのパスを受けたクリス・ボッシュが3Pを沈め、ついに同点に追いつく。
直後にレイ・アレンが3Pを決めると、デイビッド・ウェストのフリースロー2本で1点差まで追い上げられるが、残り10.3秒にアレンがフリースロー2本を落ち着いて沈める。
ラスト4.1秒、ポール・ジョージに入れば逆転となる3Pを放たれるも、これはリムに弾かれ、ヒートが辛くも逃げ切った。
この試合では、“キング”ジェイムスが珍しく感情あらわに。
レフェリーへの抗議、さらにはベンチではチームメイトのマリオ・チャルマーズと激しく言い合うなど、滅多にないシーンも見られた。
当のジェイムスは試合後、「良い勝利だったよ。ホームでペイサーズのような強豪に勝てたし、内容も良かった。いろんなことを克服しなきゃいけなかったけどね」と冷静にコメント。
また、チャルマーズに謝罪したことを明かした。
ゲームハイの32得点、3スティールを記録したドウェイン・ウェイドは、「俺たちがNBAトップのチームだってことを示せたんじゃないかな。どんなに点差をつけられてても、俺たちは勝利の可能性を常に感じることができるんだ」と振り返った。
一方、イースト頂上対決に敗れ、2位のヒートに1ゲーム差まで迫られたペイサーズにとっては、不満が残る試合になったといえるだろう。
ジョージが最後に3Pを放った際、後ろからジェイムスに押されているようにも見えたが、ファウルがコールされることはなかった。
ヒートのホームの利とも言うべきだろうか。
ジョージはこのプレイを振り返り、「シュートモーションに入ったとき、後ろから押されたんだ。あれはファウルだろ。でもレフェリーはコールしてくれなかった」とフラストレーションを爆発させていた。
– | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
ペイサーズ | 26 | 26 | 24 | 18 | 94 |
ヒート | 22 | 19 | 30 | 26 | 97 |
インディアナ・ペイサーズ スタッツ
先発メンバー
- ポール・ジョージ
- デイビッド・ウェスト
- ロイ・ヒバート
- ランス・スティーブンソン
- ジョージ・ヒル
得点
- ポール・ジョージ:25
- デイビッド・ウェスト:23
- ランス・スティーブンソン:13
アシスト
- ポール・ジョージ:6
リバウンド
- ランス・スティーブンソン:9
- ポール・ジョージ:8
チームアベレージ
- FG成功率43.8%
- 3P成功率35.7%
- FT成功率89.3%
- ターンオーバー:16
マイアミ・ヒート スタッツ
先発メンバー
- レブロン・ジェイムス
- シェーン・バティエー
- クリス・ボッシュ
- ドウェイン・ウェイド
- マリオ・チャルマーズ
得点
- ドウェイン・ウェイド:32
- レブロン・ジェイムス:24
- クリス・ボッシュ:15
アシスト
- レブロン・ジェイムス:7
リバウンド
- レブロン・ジェイムス:9
- クリス・ボッシュ:8
チームアベレージ
- FG成功率48.1%
- 3P成功率23.8%
- FT成功率81.8%
- ターンオーバー:12
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