ブーイングで迎えられるドワイト・ハワード
ヒューストン・ロケッツのドワイト・ハワードが日本時間20日(木)、ステイプルズ・センターに戻ってきた。
この日のステイプルズ・センターは、異様な雰囲気に包まれていていたといって良いだろう。
わずか1年でロサンゼルス・レイカーズを去り、最近はコービー・ブライアントの上からダンクを決める写真をSNSにアップするなど、ハワードがレイカーズファンからブーイングを浴びせられるのは当然のことかもしれない。
試合ではハワードがボールを持つたびに激しいブーイングが浴びせられた。
だが、ハワードは第1Qだけで8得点、6リバウンド、2ブロックショットを記録。
この試合で20得点、13リバウンドを挙げたハワードの活躍もあり、ロケッツは134-108でホームのレイカーズを圧倒した。
ハワードは“バスケットボールを楽しむ”ことを信条にしている。
レイカーズ時代にも笑顔を浮かべ、試合を楽しみ、冗談を言いながらプレイしていた。
しかし、ハワードのバスケットボールに対する姿勢は、レイカーズのエースであるコービー・ブライアントとはまったく逆のものだったのだ。
ロケッツに移籍したハワードは、今でもバスケットボールを楽しんでいる。
今回の試合でも、レイカーズを前にバスケットボールを楽しむ姿勢を貫き通した。
試合後、レイカーズのマイク・ダントーニHCはハワードについて、「彼は良い選手だし、ロケッツでうまくやってると思うよ」とコメント。
ステイプルズ・センターに戻ってくるたびにブーイングを浴びせられるのは間違いないが、ハワードはこれからも自身の信条に基づいてプレイし続けるだろう。
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