ロサンゼルス・レイカーズのパウ・ガソルが先日、レイカーズのアイデンティティについてメディアの前で言及した。

ガソルは今のレイカーズについて、「ボールを回せていない。それぞれが自分勝手にプレイしている。今のチームには規律がないんだ」と発言。

マイク・ダントーニHCの求心力を暗に批判していると捉えられても仕方がないだろう。

ガソルのこの発言に対し、ダントーニHCが反論した。

「受け入れられないね。そう言う不満は家で言うべきだ。メディアの前にノコノコやってきて、不満を言うのは簡単さ。でも、我々は問題を解決するために動いている。だから、（不満を言うんじゃなく）できることを一緒にやっていこうじゃないか」

昨季は第4Qの重要な場面でベンチに下げられるなど、ガソルはダントーニHCの起用法を問題視していた。

確かにダントーニHCの起用法によって勝利を逃してしまった試合も多々あるだろう。

ダントーニHCとガソルは、一度腰を据えて話し合ったほうが良いのかもしれない。

今季終了後、ガソルはFAとなる権利を得る。

このままの状態が続くようなら、ガソルは間違いなくレイカーズを去るはずだ。