ロイ・ヒバートの「自己中男」発言はランス・スティーブンソンに向けられたもの?
NBA2013-14シーズン後半に突如として不調に陥ったインディアナ・ペイサーズだが、3月末のワシントン・ウィザーズ戦で黒星を喫した後、ロイ・ヒバートはあるチームメイトについて言及していた。
「ここ(ペイサーズ)には自己中な男がいる」
このコメントが誰に向けられものなのか、当時さまざまな憶測が飛び交った。
ジョージ・ヒル、エバン・ターナー、ランス・スティーブンソンらがその矛先として噂されていたのだが、どうやらスティーブンソンに向けられたものだったようだ。
シーズン前半で目覚しい成長をみせたスティーブンソンは、NBAオールスターに選出されなかったことで変わってしまったという。
NBAオールスターに選ばなかったことを周りに後悔させるためか、スティーブンソンはコート上で見返そうとし、ボールを回さなくなってしまったのだ。
スティーブンソンのリベンジバスケにより、ペイサーズは極度の不振に陥る。
問題解決のために選手ミーティングを開催したものの、スティーブンソンはミーティングに参加しなかったこともあったという。
スティーブンソンはペイサーズにとって一種のワイルドカードだ。
うまくハマれば、ペイサーズの大きなオプションとなるだろう。
しかし、うまくいかなければドツボにはまってしまうリスクも否めない。
現在行われているNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルで、マイアミ・ヒートのレブロン・ジェイムスに火をつけたのもスティーブンソンだ。
今季終了後にFAとなるスティーブンソンだが、ペイサーズは契約延長をかつて示唆していた。
だが、今となってはそれも分からない。
JR・スミスに似た匂いを感じるスティーブンソンだけに、さらなる飛躍を遂げるためには人間的な成長も必要になるだろう。
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でもレブロンの5つ目のファウルを誘ったのはランスですよね?
コメントありがとうございます(^_^)
シーズンを通してみるとリスクがあるのかもしれませんね。
ランスもFA権を行使すると以前話していたので、ペイサーズの考え次第になりそうです。
昨日の試合のスティーブンソンひどかった。息ふきけたり、スパイみたいなことしたりw
コメントありがとうございます(^_^)
確かに行き過ぎてましたね。
JR・スミスを彷彿とさせるような・・・