ジェレミー・リン「バスケットに向かってもっとアタックし続けないといけない」
2013-14シーズンをヒューストン・ロケッツでプレイしたジェレミー・リンは、このオフに名門ロサンゼルス・レイカーズへ移籍した。
ニューヨーク・ニックス所属時に“リンサニティ”ブームを起こした当時、リンはリムに向かって果敢にドライブを仕掛けるプレイで得点とアシストを量産していたが、ロケッツでプレイした昨季においては、リングまで約91cm内の距離でのショット数が激減。
逆に、3P成功率はキャリアハイとなる35.8%を記録しており、“リンサニティ”当時とはまったく違うプレイスタイルを強いられることとなってしまった。
ただ、ドライブを仕掛けたときのリンは強い。
リムに向かってドライブを仕掛けたプレイで、昨季はFG成功率57.8%を記録。
昨季のこの数字は、レブロン・ジェイムスに次ぐリーグ2番目の記録だ。
そのリンが、レイカーズでのプレイについて次のように話している。
「バスケットに向かってもっとアタックし続けないといけないかもしれないね。NBAでプレイし続けるためには、何かに優れていなきゃいけないんだ。俺にとってそれはバスケットに向かってアタックすることなのさ」
また、ロケッツ在籍時のプレイについては以下のようにコメント。
「多様性のあるプレイを身に付けることができた。浮き沈みも経験した。ほとんどのことを経験できたと思う」
2014-15シーズンはリンにとって今後を賭けた年となるだろう。
来年夏にFAとなるが、実績を残すことができれば名門レイカーズ残留も現実味を帯びてくる。
また、高額の契約金を手にすることも十分可能だ。
高いモチベーションで臨むリンをバイロン・スコットHCがどう起用するのかという点にも注目したい。
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