独自性を求められるニックスのデレック・フィッシャー新HC
このオフ、ニューヨーク・ニックスのヘッドコーチに現役を引退したばかりのデレック・フィッシャーが就任した。
ロサンゼルス・レイカーズ時代の恩師でもあるフィル・ジャクソンが球団社長を務めているということもあり、ニックスは2014-15シーズンからトライアングルオフェンスを導入することとなっているが、ニックスを指揮するのはジャクソン球団社長ではなく、ヘッドコーチのフィッシャーだ。
フィッシャーHCもそれを理解しており、次のように話している。
「私はフィル・ジャクソンじゃない。間違いなくね。ここ(ニックス)にただいるわけじゃない。長い間、フィルとは一緒に働いてきた。バスケットボールの経験や知識はもちろん、人生の経験や知識も学んできた。それを役立てることはできると思う。でも、同時にいろんなコーチたちからも学んできたんだ」
ジャクソン球団社長の力が大きく影響しているように思えるニックスだが、選手から信頼を得るためにも、フィッシャーは自身の考えをもって存在感を示さなければならないだろう。
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