モンティ・ウィリアムスHC アンソニー・デイビスにFGアテンプト20本以上を希望
キャリア3年目を迎えているニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスは、着実に成長を遂げている。
NBAデビュー前にはチームUSAのメンバーとしてロンドンオリンピックに出場するも、デイビスはその実力をほとんど示すことができなかった。
だが、今年の夏に開催されたFIBAバスケットボール・ワールドカップでは、チームUSAの中心選手として金メダル獲得に大きく貢献。
その経験が今季にも活かされているのか、13試合を終えた時点でデイビスは平均25.4得点、11.2リバウンド、1.8アシスト、2.1スティール、3.4ブロックショット、FG成功率56.5%と、驚異的なアベレージを記録している。
長い手足を持ち、高い運動能力を誇るデイビスは、「もはや人間の域を超えている」、「まるでストリートファイターのダルシムのようだ」と言われるほどの存在となった。
だが、ペリカンズのモンティ・ウィリアムスHCはまだまだ満足していないようだ。ウィリアムスHCのコメントをnola.comが伝えている。
「試合中、アンソニーはボールを触っていない。我々は毎晩、彼に少なくとも20本以上のショットを打たせるよう努力しなければならないね。可能な限り彼を引き上げ、彼を通してオフェンスを走らせる。フロアにいる選手たちはそれを理解しないといけないんだ。それができない時、私はアンソニーにボールを集めるよう確認しなければならない。彼はセルフィッシュなプレイヤーじゃないし、正しいプレイをしてくれるだろう。それは我々も分かってる」
今季、デイビスのFGアテンプトは平均17.7本。
キャリア1年目は10.5本、2年目は15.0本だったことから、確実に増えてはいるのだが、いずれのシーズンもFG成功率50%を上回っているということを考えると、確かにもっとボールを集めるべきだろう。
若干21歳のデイビスが、今後ますます化物じみていくのに期待したい。
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