ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントは36歳という年齢もあり、試合のたびに疲労に悩まされているという。

バイロン・スコットHCはブライアントに休養を与えることを考えているというが、試合を休ませるより、平均35.5分という出場時間に制限を加えたほうが疲労軽減策としてはより現実的だろう。

だが、ブライアント不在時に誰がオフェンスを牽引していくかという課題がある。

そこに名乗りを挙げたのが、ブライアントを心からリスペクトしているニック・ヤングだ。

昨季はベンチ出場ながらチームハイの平均得点をたたき出しているだけに、ヤングには自信がある模様。ヤングのコメントをusatoday.comが伝えている。

「彼（ブライアント）は毎晩出場し、ベストを尽くそうとしてるんだ。脱帽だよ」

「ボールを俺に回してくれ。俺は常に彼の負担を引き受ける。俺とウェイン（・エリントン）に二桁のショットを打たせてくれ。だけど、俺を中心にボールを集めてくれ」

今季のヤングは平均15.6得点、2.5リバウンド、FG成功率41.5％、3P成功率43.2％を記録。
特に3Pで好調をキープしており、日本時間22日の対サクラメント・キングス戦では9本中4本の3Pを成功。
試合後には、「俺はこのリーグでベストの3Pシューター」と自信に満ちた様子でコメントしていた。

なお、日本時間24日の対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦にブライアントは欠場。
7選手が二桁得点を記録したレイカーズが、ウェスタン・カンファレンス首位のウォリアーズに115-105で勝利した。