現在、NBA公式ユニフォームのスポンサーとなっているのは、世界的スポーツブランドのアディダスだ。

最近ではアディダスのバスケットボールシューズを履く選手も増えてきているものの、NBAにおけるアディダスブランドの価値は今後低下してしまうかもしれない。

NBAとアディダスは11年4億ドルの契約を結んでいるが、この契約は2017年をもって満了となる。

Portland Business Journalによると、アディダスはNBAとアパレル契約を延長しない方針だという。

アパレル契約を延長しないことにより、アディダスは新製品開発に集中する模様。
また、より多くのアマチュアチームをターゲットし、アディダスと契約するNBA選手をこれまでの2倍まで増やしたい考えのようだ。

現在のリーグにおいて、多くの選手が着用しているバスケットボールシューズのブランドは、ナイキもしくはジョーダンブランドだ。

Portland Business Journalによると、NBAではこの2大ブランドが約96％のシェアを占めているが、アディダスのグローバル・バスケットボールGMを務めるクリス・グランシャオは、アパレル契約撤退について次のようにコメントしている。

「我々がターゲットにしていたバスケットボールの消費者に、我々のブランド価値を高めることができなかった。我々は投資戦略を変更し、さらに多くのコート上のプレイヤーに投資することを決定した」

アディダスとのアパレル契約満了後、次はどのブランドが名乗りをあげるのだろうか？

現時点ではナイキが最有力とされており、一部ではUNDER ARMOURの噂も出ているようだ。