レギュラーシーズンもいよいよ終わりを迎え、プレイオフに突入する。

レギュラーシーズが終わるにあたって注目されるのが、どの選手がMVPに輝くかということだ。

大方の予想ではゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリー、もしくはヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンがMVPを受賞するとされている。

その他にもオクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックやクリーヴランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムス、ニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビス、ロサンゼルス・クリッパーズのクリス・ポールがMVP候補に挙がっているが、カリーとハーデンのいずれかが受賞するだろう。

一方、キャブスのJR・スミスは、ジェイムスこそ真のMVPにふさわしいと考えているようだ。スミスのコメントをESPN.comが伝えている。

「誰が真のMVPかって？誰がMVPにふさわしいのかたくさんの推測が出てるけど、真のMVPは誰なのか、俺らは分かってるんだ」

「マイアミは彼（ジェイムス）が去った途端、プレイオフに進出できなくなった。すべては突然なんだ。俺らは52勝のチームになったしね。今のリーグにそんなことができる選手が他にいるとは思わない」

「別に他の2選手（カリーとハーデン）を批判してるわけじゃないよ。彼らは素晴らしいシーズンを送ったからね」

ジェイムスが復帰して1年目だが、キャブスは一気に優勝候補に躍り出た。

イースタン・カンファレンス2位でのプレイオフ進出にも関わらず、ほとんどのブックメーカーはキャブスをタイトル最有力候補に予想している。

そして、昨季まではチームメイトと揉める、ボールをシェアしないなどで批判を集めたカイリー・アービングも今季は見違えた。

ジェイムスが今季のMVPに輝く可能性は低いだろうが、キャブスとクリーヴランドの町に多大な影響を与えているのは間違いないだろう。