先日、WNBAに所属するニューヨーク・リバティの球団社長にアイザイア・トーマスが就任した。

トーマスといえば、ニックスの低迷を引き起こした張本人としても有名だが、そのトーマスがマディソン・スクエア・ガーデンに戻ってくるのだ。

2008年にニックスから追い出されたトーマスは、ニックスのオーナーを務めるジェイムス・ドーランといまだ親交があり、ドーランが呼び戻す形でリバティの球団社長に就任したという。

だが、the New York Daily Newsによると、ニックスのフィル・ジャクソン球団社長は快く思っていないようだ。

仮にニックスが来季も散々たる成績に終わった場合、ジャクソン球団社長のポジションも危うくなる。

5年契約下にあるジャクソン球団社長だが、ドーランが推すトーマスが後釜に就くことも完全には否定できない。

だが、トーマスが球団社長に就任したとして、ニックスが好転することはあるのだろうか？

サラリーキャップを空け、大々的にロスターを改革するであろう2015-16シーズンは、ジャクソン球団社長にとっても正念場となる。