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ジェイムス・ハーデン ウォリアーズに完敗も来季を見据える

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ジェイムス・ハーデン ウォリアーズに完敗も来季を見据える

2014-15シーズンのヒューストン・ロケッツは、度重なる負傷者離脱に苦しめながらもレギュラーシーズンをウェスタン・カンファレンス2位で通過する躍進。

プレイオフではロサンゼルス・クリッパーズ相手に劇的な逆転勝利を見せるも、MVPのステファン・カリー率いるゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れてしまった。

先発のパトリック・ビバリーやドワイト・ハワード不在時に貢献していたドナタス・モティエユナスの負傷離脱はロケッツに大きな痛手となったものの、シーズン途中のトレードで獲得したジョッシュ・スミスとコーリー・ブリュワーが躍動。

ロールプレイヤーとしてチームの躍進に貢献した。

とはいえ、ジェイムス・ハーデンにはあまりに多くが求められたと言えるだろう。

ウォリアーズとの最終戦では記録的な数字のターンオーバーを喫してしまったハーデンだが、ロケッツのダリル・モーレーGMはハーデンだけに負担がかからないよう、このオフにもうひとりのプレイメイカーを加えたいと考えている模様。ハーデンのコメントをthe Houston Chronicleが伝えている。

「俺とダリルの間でそういう話があったよ。ピースを加えるという話がね。だけど、それは話し合いの後半で出たこと。俺らなら大丈夫。今のチームにすごく自信があるんだ。今年の夏、俺らはハードにトレーニングして、来年に備えないとね」

そう話すハーデンだが、スミス、ブリュワー、ジェイソン・テリーの3選手は完全FAとなる。

さらに、ビバリーも制限付きFAとなるため、この夏のロケッツは契約問題に頭を悩ませることになるだろう。

また、ロケッツはハーデンとハワード、トレバー・アリーザの契約についも考えなければならず、サラリーが大きなネックとなりそうだ。

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