ジョン・ウォール マシュー・デラベドバは「ダーティープレイヤー」
マシュー・デラべドバはクリーヴランド・キャバリアーズに所属していた当時、ダーティープレイヤーなのか、それともハッスルプレイヤーなのか議論された。
ミルウォーキー・バックス移籍後は注目が薄まっていたが、先日のワシントン・ウィザーズ戦でのフレイグラントファウル2をきっかけに、再び議論が熱を帯びるかもしれない。
ウィザーズのブラッドリー・ビールがドライブを仕掛けた際、デラべドバはビールの上半身を故意に掴み、コートに倒れたビールは激高してデラべドバに詰め寄った。
デラベドバにはフレイグラントファウル2がコールされ、即刻退場処分となったわけだが、ビールの相棒であるジョン・ウォールは、以前からデラベドバをダーティープレイヤーだと思っていたようだ。
ウォールはデラベドバについて次のようにコメント。thesportsdaily.comが伝えている。
「俺は彼のことをいつもダーティープレイヤーだと思ってた。彼は素晴らしいよ。ハードにプレイするしね。それを彼から切り離すことはできない。だけど、彼はダーティープレイヤーだと思う」
「フルスピードの男の肩を掴んだりしないよね。腰とか他の部分を掴む。レフェリーは彼らがやらなきゃいけなかった仕事をして、彼を退場にした。それから、俺たちはバスケットボールをプレイし続けたんだ」
「不屈の精神を持つハードプレイヤー。それに、すごくフィジカルにプレイするオールドスクールタイプのプレイヤーのひとり。その点では彼をリスペクトする。ただ、ダーティープレイとなると、別だ。その点では彼をリスペクトしない」
一方のビールは試合後、デラベドバのダーティープレイについて「OKさ」とし、特に気にしていなかったようだが、大切なチームメイトがやられただけに、ウォールとしても我慢ならなかったのだろう。
デラベドバはダーティープレイヤーなのか、それともハッスルプレイヤーなのか。
ビールに対するフレイグラントファウル2をきっかけに、この議論は再び過熱することになるかもしれない。
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