シーズン途中のトレードでクリーヴランド・キャバリアーズからロサンゼルス・レイカーズへ移籍したアイザイア・トーマスは、この夏にFAになる。

今季は本来のパフォーマンスを発揮することができず、難しい時間を過ごしたトーマス。

だが、懸念されていた股関節を手術し、オールスターポイントガードとしてのパフォーマンスを取り戻すためにリハビリを続けている。

とはいえ、FA市場が解禁となる7月までに回復しなければ、より大きな契約を手にすることができないだろう。

しかし、トーマスはFA市場解禁までに完全回復する自信を持っているようだ。トーマスのコメントを247sports.comが伝えている。

「その時までには健康になってるよ。3～4カ月の間に完全に健康を取り戻さなきゃね」

レイカーズはこの夏、レブロン・ジェイムスやポール・ジョージ、デマーカス・カズンズというオールスタープレイヤー獲得に動くと噂されている。

彼らとの契約に成功すれば、トーマスとの契約は難しくなるだろう。

果たしてトーマスは本来のパフォーマンスを取り戻し、オールスタープレイヤーに返り咲くことはできるだろうか。

なお、3月末に手術を受けたトーマスの離脱期間は4カ月程度とされている。

今季のトーマスはクリーヴランド・キャバリアーズとレイカーズでレギュラーシーズン32試合に出場し、平均26.9分のプレイで15.2得点、2.1リバウンド、4.8アシスト、FG成功率37.3％（キャリアワースト）、3P成功率29.3％（キャリアワースト）を記録。

キャリアを通してサクラメント・キングス、フェニックス・サンズ、ボストン・セルティックス、キャブス、レイカーズでレギュラーシーズン通算473試合に出場し、平均29.8分のプレイで18.9得点、2.6リバウンド、5.1アシスト、FG成功率43.9％、3P成功率36.1％を記録している。