カーメロ・アンソニー「チームのためにすべてを犠牲にした」
昨年夏のトレードでオクラホマシティ・サンダーに加わったカーメロ・アンソニーには、ラッセル・ウェストブルック、ポール・ジョージと共にチームを牽引する働きが期待されていた。
だが、第4Q終盤をベンチで過ごすことも少なくなく、結果を残せずにシーズン終了。
これにより、アンソニーはベンチプレイヤーになるべきという声も出ているが、アンソニーはサンダーのシステムに問題があったと感じているようだ。アンソニーのコメントをcomplex.comが伝えている。
「プランが何もなかった。俺をいかすための、システムの一部になるための戦略が何もなかった」
「みんな知ってると思うけど、俺はすべてを犠牲にした。家族とかね。ここには俺ひとりで来た。チームのために俺のゲームを犠牲にした。この状況が機能するために、どんなことでも犠牲にするつもりだったんだ」
トレード拒否権を破棄し、サンダーに加わったアンソニー。
アンソニーはベンチプレイヤーになるつもりはないとしているが、1on1タイプのウェストブルックを中心としたサンダーにおいて、同じく1on1タイプのアンソニーはベンチ起用が適切なのかもしれない。
なお、今季のアンソニーはレギュラーシーズン78試合に出場し、平均32.1分のプレイで16.2得点(キャリアワースト)、5.8リバウンド、1.3アシスト(キャリアワースト)、0.6スティール(キャリアワースト)、FG成功率40.4%(キャリアワースト)、3P成功率35.7%を記録。
プレイオフでは6試合に出場し、平均32.3分のプレイで11.8得点、5.7リバウンド、0.3アシスト、1.7スティール、FG成功率37.5%、3P成功率21.4%を記録した。
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