デイビッド・ロビンソン「デニス・ロッドマンは複雑な男」
デニス・ロッドマンといえばバッドボーイズ時代のデトロイト・ピストンズ、マイケル・ジョーダン時代のシカゴ・ブルズのイメージが強い。
だが、ピストンズで過ごした後、サンアントニオ・スパーズの一員としてプレイした経験がある。
わずか2年でスパーズを離れ、ブルズへ移籍することになったが、スパーズでチームメイトだったデイビッド・ロビンソンによると、スパーズ時代のロッドマンは自身を表現することができずにいたという。
ロビンソンは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
デニスは複雑な男だ。
彼のバックグラウンドが影響していると思うのだけれど、彼は自身を表現する方法を知らないんじゃないかな。
彼のことはすぐに好きになれるよ。
なぜなら、彼は良いハートを持っているからね。
それにハードにプレイしたいと思っているし、正しいことをしたいと思っている。
ただ、チームにとっては良い存在ではなかった。
彼を居心地良い場所から引っ張り出したかったが、できることは何もなかったんだ。
スパーズ時代のロッドマンは全盛期であり、スパーズでの2シーズンで平均17.1リバウンドを記録。
だが、システムにフィットすることができず、ブルズへ移籍することになった。
ロビンソンによると、ロッドマンは良い人間であり、スパーズの馴染めなかっただけというが、もし馴染めていればスパーズのレジェンドになっていたことだろう。
なお、ロッドマンはNBAキャリア14年を通してピストンズ、スパーズ、ブルズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ダラス・マーベリックスでレギュラーシーズン通算911試合に出場し、平均31.7分のプレイで7.3得点、13.1リバウンド、1.8アシスト、FG成功率52.1%、フリースロー成功率58.4%を記録した。
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