チャールズ・バークレー「レイカーズにトレードすると言われた」
NBAレジェンドのチャールズ・バークレーは先日、メンターとして仰いでいたモーゼス・マローンをフィラデルフィア・セブンティシクサーズがトレードで放出したことにより、モチベーションを失ったという過去を明かした。
だが、シクサーズでの悪い思い出はこれだけではなかった模様。
バークレーによると、強豪ロサンゼルス・レイカーズへのトレードがほぼ確定していたにもかかわらず、シクサーズが直前になってトレードを拒否したという。
バークレーは当時を振り返り、次のようにコメント。Silver Screen & Rollが伝えている。
ある日の朝、エージェントから電話があり、こう言われたんだ。
「ヘイ、君は今日レイカーズにトレードされるぞ」とね。
私と私の友人は外に出てお祝いし、昼頃にはすでに酔っ払っていた。
そしたらエージェントからまた電話があり、「ヘイ、レイカーズにトレードされるぞ。間もなく取引完了だ。またかけなおすよ」と言っていた。
この上なくハッピーだったよ。
3時間後、3時30分くらいだったかな、また電話があり、彼はこう言ったんだ。
「シクサーズは取引を白紙に戻した」とね。
私はひどく酔っ払っていたのだけれど、その日の夜は試合があった。
私は「何だって?君は何を言っているんだ?」という感じさ。
彼は「シクサーズはトリガーを引くのを恐れたんだ」と言ったから、私は「バカげている。今夜試合があるんだぜ?昼から呑み続けているんだ」と返したよ。
おもしろいのは、その夜どういうプレイをしたか覚えていなかったということだ。
ひどいプレイをしていたと思うよ。
なぜなら、トリガーを引かなかったシクサーズに私はひどく怒っていたからね。
その後2、3年は苦しめられたよ。
バークレーによると、酔っぱらい状態でプレイした試合がいつなのかは覚えていないものの、1992年のことだったという。
だが、そのシーズン終了後、バークレーはトレードでフェニックス・サンズへ移籍した。
バークレーは「2、3年は苦しめられた」というが、酔っぱらい状態は今も続いているのかもしれない。
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