スティーブ・ナッシュHC「アレン・アイバーソンとの対戦は最高だった」
ブルックリン・ネッツのヘッドコーチに就任したスティーブ・ナッシュは、NBA史上最も偉大なポイントガードのひとりだ。
現役時代はMVPに2度選出され、名実ともにNBAのスーパースターとして活躍したナッシュ。
そのナッシュについて、NBAレジェンドであり、同じ1996年のNBAドラフト組であるアレン・アイバーソンは先日、「彼がNBAチームのヘッドコーチにいつかなることは分かっていた。彼にはバスケットボールに対する高い洞察力があるからね」とエールを送った。
では、ナッシュはアイバーソンをどう感じていたのだろうか?
ナッシュは現役時代のアイバーソンとのマッチアップについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
アレンとの対戦は最高だったよ。
彼は偉大なコンペティターであり、ダイナミックなボールハンドラーであり、ペネトレイターであり、ショットメイカーだった。
アレンとの対戦でタフだったのは、彼はファウルを引き出してフリースローラインに立てるということだ。
シュートやプレイメイクは我慢できる。
だが、フリースローラインに行くことについては本当に骨を折ったよ。
アイバーソンにはサイズがなかったが、キレのあるクロスオーバーと鋭いドライブを武器に得点を量産。
乗った時のアイバーソンを止めるのは至難の業であり、多くのNBA選手たちに困難をもたらした。
NBAでライバルとして戦った者の中には引退後もディスり合いを続けている者もいるが、互いを褒め称えるアイバーソンとナッシュの間には常にリスペクトがあるのだろう。
なお、アイバーソンとナッシュのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | I・アイバーソン | S・ナッシュ |
---|---|---|
所属チーム | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ デンバー・ナゲッツ デトロイト・ピストンズ メンフィス・グリズリーズ | フェニックス・サンズ ダラス・マーベリックス ロサンゼルス・レイカーズ |
出場試合数 | 914 | 1217 |
平均出場時間 | 41.1 | 31.3 |
平均得点 | 26.7 | 14.3 |
平均リバウンド | 3.7 | 3.0 |
平均アシスト | 6.2 | 8.5 |
平均スティール | 2.2 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 3.6 | 2.9 |
FG成功率 | 42.5% | 49.0% |
3P成功率 | 31.3% | 42.8% |
フリースロー成功率 | 78.0% | 90.4% |
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