通算リバウンドでNBA歴代11位に浮上のドワイト・ハワード「どれほど大変か皆分かっていない」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのドワイト・ハワードが、キャリア通算リバウンド数でNBA歴代11位に浮上した。
だが、ラッセル・ウェストブルックのトリプルダブルやステフィン・カリーのスコアリングのほうに注目が集まり、ハワードの偉業に対するNBAファンの関心は薄い。
ゴールデンステイト・ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCは先日、ボックスアウトの重要性を強調し、今のNBA選手たちはボックスアウトをほとんど教わってこなかったと指摘。
ハワードの偉業が注目を浴びていないのも、一昔前のNBAと比較してビッグマンの役割が変わり、リバウンドに比重が置かれなくなってしまったからなのかもしれない。
このような状況を受け、ハワードは以下のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
これほど長くこのゲームをプレイすることができ、リバウンドでトップ11の選手になれたことは本当に素晴らしいことだ。
それがどれほど大変か、リバウンドを奪うことがどれほど大変か、偉大な選手たちのリストに加わるのがどれほど大変か。
人々は分かっていないんじゃないかな。
ハワードはロサンゼルス・レイカーズでプレイした昨季、NBAキャリアを通して初めてベンチ選手としての役割を受け入れた。
レイカーズのNBAタイトル獲得に大きく貢献し、今季はシクサーズをNBAタイトル獲得に導こうとしているハワード。
かつてのように日の目を浴びる機会は減ってしまったものの、NBAキャリアを終える頃には多くの人々がハワードの功績を称え、祝福することだろう。
なお、NBAの通算リバウンド数歴代トップ30選手は以下の通りとなっている。
順位 | 選手名 | 試合数 | リバウンド数 |
---|---|---|---|
1 | ウィルト・チェンバレン | 1045 | 23924 |
2 | ビル・ラッセル | 963 | 21620 |
3 | カリーム・アブドゥル・ジャバー | 1560 | 17440 |
4 | エルビン・ヘイズ | 1303 | 16279 |
5 | モーゼス・マローン | 1329 | 16212 |
6 | ティム・ダンカン | 1392 | 15091 |
7 | カール・マローン | 1476 | 14968 |
8 | ロバート・パリッシュ | 1611 | 14715 |
9 | ケビン・ガーネット | 1462 | 14662 |
10 | ネイト・サーモンド | 964 | 14464 |
11 | ドワイト・ハワード | 1179 | 14250 |
12 | ウォルト・ベラミー | 1043 | 14241 |
13 | ウェス・アンセルド | 984 | 13769 |
14 | アキーム・オラジュワン | 1238 | 13748 |
15 | シャキール・オニール | 1207 | 13099 |
16 | バック・ウィリアムス | 1307 | 13017 |
17 | ジェリー・ルーカス | 829 | 12942 |
18 | ボブ・ペティット | 792 | 12849 |
19 | チャールズ・バークレー | 1073 | 12546 |
20 | ディケンベ・ムトンボ | 1196 | 12359 |
21 | ポール・サイラス | 1254 | 12357 |
22 | チャールズ・オークリー | 1282 | 12205 |
23 | デニス・ロッドマン | 911 | 11954 |
24 | ケビン・ウィリス | 1424 | 11901 |
25 | パトリック・ユーイング | 1183 | 11607 |
26 | ダーク・ノビツキー | 1522 | 11489 |
27 | エルジン・ベイラー | 846 | 11463 |
28 | パウ・ガソル | 1226 | 11305 |
29 | ドルフ・シェイズ | 996 | 11256 |
30 | ビル・ブリッジス | 926 | 11054 |
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