元NBA選手のキャスパー・ウェアがロシアのチームと契約
ロシアのチームでプレイしていた元NBA選手たちは続々とロシア国外に脱出し、次の所属先を探す、もしくは状況を注視している。
だが、中にはロシアのチームと新たに契約した元NBA選手もいる模様。
ロシアのクラブチームであるCSKAモスクワは現地12日、元NBA選手のキャスパー・ウェアと今季終了までの契約を結んだことを発表した。
キャスパーにはオーストラリアのアデレード・サーティシクサーズが関心を持っていると噂されていた。
だが、サーティーシクサーズはキャスパーに十分なサラリーを支払う余裕がない、もしくは今季をロシアのBCエニセイでプレイしていたキャスパーの契約を買い取ることに道徳上の問題があるとし、交渉は決裂したと噂されている。
BCエニセイはロシアのウクライナ侵攻を受け、海外出身選手たちに契約を終了することを認めていた。
一方、CSKAモスクワはチームを去った海外出身選手たちを契約違反で訴えたものの、ユーロリーグとFIBAからリーグ戦出場停止処分を科されているため、法的な措置はできなかったという。
ウェアとCSKAモスクワの契約については、これからさまざまな議論が飛び交うことになりそうだ。
なお、ウェアは2013-14シーズンにフィラデルフィア・セブンティシクサーズの一員としてNBA9試合に出場した経験を持つ。
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