ネットフリックスはNBAとの契約見合わせか?
NBAは数年後に新たなメディア契約を控えている。
NBAのストリーミング配信権にはAmazonが関心を持っていると噂されているが、コンテンツプラットフォームのネットフリックスがNBAのストリーミング配信権獲得に動くことはなさそうだ。
ネットフリックスの共同CEOを務めるテッド・サランドスによると、スポーツの放映権はあまりに高額であるため、利益が見込めないと考えているという。サランドスのコメントをRealGMが伝えている。
ビッグスポーツを手にすることによる利益の道筋が、我々には見えていない。
絶対にないとは言わない。
だが、放映権の劇的な高騰により、スポーツは事実上「損失リーダー」になってしまっている。
我々はアンチスポーツではない。
営利を目的としているだけだ。
その解決方法をまだ見つけることができていない。
だが、我々はスポーツなしでも2倍の規模に成長できる自信を持っている。
ネットフリックスが広告付きのストリーミングプランを導入した時、スポーツライブ配信に向けた準備としても見られていた。
だが、ネッツフリックスはNBAをはじめメジャースポーツの放映権の高騰が経営を圧迫する可能性があると懸念しているのかもしれない。
いずれにせよ、数年後にネットフリックスでNBAのストリーミング配信を見られることはなさそうだ。
なお、現在NBAとメディア契約を結んでいるターナー社の親会社ワーナー・ブラザース・ディスカバリー社のCEOデイビット・ザスラフは先日、NBAとのメディア契約から撤退する可能性を示唆した。
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