カナダ代表のディロン・ブルックス「どの試合もNBA第7戦」

NBA選手たちを多く擁するカナダ代表は、FIBAバスケットボールワールドカップのグループステージ初戦で金メダル候補のフランス代表に30点差で快勝した。

前半は接戦となったものの、カナダ代表は第3Qに入ると完全に主導権を握り、25-8と圧倒。

第4Qでもフランス代表を寄せ付けず、金メダル獲得の可能性を感じさせる戦いを繰り広げた。

カナダ代表の一員としてプレイしているヒューストン・ロケッツのディロン・ブルックスによると、選手たちはNBAプレイオフシリーズ第7戦と同じ緊張感を持ってプレイしているという。

ブルックスはフランス代表に勝利した後、カナダ代表について次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。

僕たちはどの試合もNBAの第7戦として見ている。

フランスは良いチームだ。

ハードにプレイしなければならないことは分かっていた。

君たちも知っての通り、僕たちはハードにプレイし、フィジカルなゲームを仕掛けなければならなかったんだ。

フランス代表のエバン・フォーニエがカナダ代表戦を振り返り「完敗だった」

試合が進むにつれてショットが入り始め、ボールをシェアし始め、ディフェンスがオフェンスにつながっていった。

常にポイント差があるから、軽い気持ちで試合に臨んではならない。

チームとして構築し続け、成長し続けなければならないんだ。

ブルックスが試合終盤にフリースローラインに立った時、会場に駆けつけたファンからMVPチャントが上がった。

この件について、ブルックスは次のように反応している。

僕のキャリアを通してこのようなことは初めてだった。

僕はジャカルタを愛し、インドネシアを愛している。

これからもファンのためにハードにプレイし続けるつもりだ。

強豪フランス代表を圧倒したという事実は、カナダ代表の選手たちに大きな自信をもたらしただろう。

果たしてカナダ代表はメダルを獲得し、国際大会における地位を確立することができるだろうか？

なお、ブルックスのフランス代表戦のスタッツは以下の通りとなっている。