昨季NBA王者デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーは、現地2月29日に行われたマイアミ・ヒート戦で足首を捻挫し、途中退場した。

ナゲッツがNBA連覇を果たすためにはマレーが不可欠だが、幸いにも長期離脱に及ぶような怪我ではないのかもしれない。

ナゲッツを指揮するマイケル・マローンHCはヒート戦を終えた後、マレーの状態について次のように説明したという。denverpost.comが伝えている。

彼とはハーフタイム中に話をした。

彼はプレイしたいと思っていたようだった。

ウォームアップ次第でね。

だが、期待したような反応がなかった。

だから、彼をコートに出さなかったのはスマートな決断だったと思う。

シーズンのこの時期においては慎重に対処しなければならない。

少しでも躊躇するなら、ロサンゼルスではプレイしないだろう。

足首の状態が良くなければプレイしない。

「僕はプレイできるか？」ではなく、「効果的にプレイできるか？」だ。

効果的にプレイできないなら、他の選手たちに不利な状況をもたらしてしまうからね。

どうなるか見てみよう。

レイカーズ戦でプレイできなかったとしても、フェニックス戦で復帰できることを期待している。

マレーはヒート戦の出場時間が15分未満だったため、今季の各賞の受賞資格を失った。

だが、マレーは最大の目標であるNBA連覇のため、復帰に向けて最善を尽くすことだろう。

なお、マレーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	44	454
MP	31.2	30.6
PTS	20.5	17.3
TRB	3.8	3.7
AST	6.3 （キャリアハイ）	4.4
STL	0.8	0.9
TO	2.1	2.0
FG％	47.9％ （キャリアハイ）	45.1％
3P％	42.3％ （キャリアハイ）	37.8％
FT％	85.7％	86.8％