NBA選手のシェイ・ギルジアス・アレクサンダー、RJ・バレット、ディロン・ブルックス、ケリー・オリニク、ルーゲンツ・ドート、ニッケル・アレクサンダー・ウォーカー、ドワイト・パウエルを擁するカナダ代表は、現地25日に強豪フランス代表を30点差で下した。

カナダ代表は2002年、2013年、2019年にワールドカップに出場したものの、グループステージを突破したことはない。

だが、NBA選手たちが集った今年のカナダ代表は、間違いなくメダル獲得候補の1チームだろう。

オクラホマシティ・サンダーのドートによると、ワールドカップはカナダ代表のバスケットボールを復活させるための大会でもあるという。

ドードはフランス代表と初戦の前に、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。

（カナダ代表の復活が）目標のひとつだ。

間違いない。

カナダを地図に戻さなければならない。

経験豊富なベテラン選手たちを擁するフランス代表との試合は大きなチャレンジだ。

僕たちにとって本当に大きなチャレンジになるだろう。

楽しくなるだろうね。

僕たちはこのゲームのために長い時間をかけて準備してきた。

ついにこの日が来た。

ここに来ることができ、バスケットボールをプレイできることが嬉しいよ。

ドートによると、カナダ代表でプレイするNBA選手たちには国際大会の経験が浅いものの、ヨーロッパでプレイしているチームメイトたちがFIBAのルールへのアジャストを手助けしてくれたという。

（FIBAはNBAより）少しフィジカルだ。

レフェリーはNBAとは少し違う。

僕たちはこれまでの試合を通してアジャストしていると思うが、それほど大きな違いはない。

結局のところはバスケットボールだ。

フィジカルの違いはあるが、ただのバスケットボールだ。

僕たちのチームにはヨーロッパでプレイしている選手が何人かいる。

彼らはFIBAのルールの経験が豊富だ。

彼らが間違いなく助けてくれている。

いろんなことを僕たちに教えてくれているんだ。

カナダ代表はフランス代表を下したことにより、ファーストラウンド突破が見えてきた。

それどころか、フランス代表との試合を見る限り、金メダル最有力候補のチームUSA最大のライバルとなるだろう。

もしカナダ代表がメダルを獲得することができれは、来年夏のパリオリンピックでも最も注目を集める1チームとなりそうだ。

なお、ドートのフランス代表戦のスタッツは以下の通りとなっている。