NBAがソニーのホークアイ追跡システムを導入へ
ここ数年のNBAでは、レフェリーのコールに対する批判や不満が増えている。
先日はトロント・ラプターズのフレッド・バンブリートがレフェリーのコールに対して不満をぶちまけ、NBAはバンブリートに3万ドルの罰金処分を科した。
だが、来季はレフェリーに対する批判や不満は減るかもしれない。
hoopsrumors.comによると、NBAは先日、来季中にソニーのホークアイ追跡システムを導入することを発表したという。
ホークアイ追跡システムの導入により、リアルタイムで選手やボールの動きを3次元で確認できるようになる。
このシステムの詳細な活用法については明かされていないものの、NBAによると、アウト・オブ・バウンズやゴールテンディングなどが自動判定できるようになるため、コールの精度が増し、かつゲームスピードが改善することを期待しているという。
また、集められたデータは各NBAチームが分析に使えるともしている。
ホークアイ追跡システムはサッカーやテニスなどですでに導入されており、カタールで開催されたサッカーワールドカップではオフサイドのコールに使用された。
また、多くのテニス大会ではラインジャッジがホークアイ追跡システムによって自動化されているという。
NBAは2019年からサマーリーグなどでホークアイ追跡システムをテストしてきたというが、ジャッジの正確性が高まるのは良いことだろう。
また、NBAはもちろんスポーツ界においては情報戦略の重要度がさらに増すことになりそうだ。
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