ミルウォーキー・バックスはNBAプレイオフ・ファーストラウンドで敗退した後、ヘッドコーチのマイク・ブデンホルツァーを解雇した。

その後、少なくとも12人の候補者との面談を経て、間もなく新たなヘッドコーチが決定する模様。

hoopsrumors.comによると、バックスはトロント・ラプターズでアシスタントコーチとして働いていたエイドリアン・グリフィンを新ヘッドコーチに採用する予定であり、現在契約に向けた最終調整を行っているところだという。

1999年から2008年までNBA選手としてプレイしたグリフィンは、現役を引退した後にバックスのコーチングスタッフとして第2のキャリアをスタート。

その後シカゴ・ブルズ、オーランド・マジック、オクラホマシティ・サンダーでアシスタントコーチとして働き、今季までの5年間はラプターズで過ごしていた。

グリフィンはここ数年、デトロイト・ピストンズやヒューストン・ロケッツなど複数のNBAチームのヘッドコーチ候補に挙がっていたが、グリフィンによると、ニック・ナースが家族の問題でラプターズを離れた時にチームを指揮したことが「ヘッドコーチ職に向けた良い練習になった」という。

バックスの新ヘッドコーチ最終候補にはナース、ケニー・アトキンソン、グリフィンが残り、ナースは辞退。

二次面接に加わったNBAオールスターフォワードのヤニス・アンテトクンポは、グリフィンの採用を強く支持したと報じられている。

なお、フェニックス・サンズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、デトロイト・ピストンズは、まだ新たなヘッドコーチを決定していない。