ジェイムス・ハーデンがNBAの調査員に明かしたこととは?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズの元NBAオールスターガード、ジェイムス・ハーデンは、アディダスのプロモーションツアーで中国を訪問した際に、「ダリル・モレーは嘘つきだ。彼がいる組織にいるつもりはない」と糾弾した。
これを受け、NBAが調査を開始。
ハーデンとモレーは昨年夏に長期大型契約を口頭で約束し、モレーがそれを破ったため、ハーデンはモレーを「嘘つき」呼ばわりしたと見られているが、本当の理由はそれではないのかもしれない。
RealGMによると、ハーデンはNBAの調査員に対し、モレーに対する彼の発言は「オプションを行使した後すぐにトレードする」と約束されたことに対するものだったと明かしたという。
ハーデンは6月下旬に来季のプレイヤーオプションを行使。
その後トレードを要求したと報じられたが、シクサーズは相当な見返りを要求し、トレード交渉には応じたものの実現には至っていない。
また、ハーデンがモレーを「嘘つき」呼ばわりしたのは、シクサーズがハーデンをトレーニングキャンプに呼び戻すことを計画していると報じられた数日後だった。
今後はモレーがどう動くかに注目が集まるだろうが、果たしてモレーは本当に「すぐにトレードする」と約束したのだろうか?
今回の問題については証拠を見つけるのが困難と見られているため、NBAの調査結果にも注目が集まるところだ。