ラプターズがニックスの訴えに対する声明をリリース「全面的に協力する」
ニューヨーク・ニックスは現地21日、トロント・ラプターズで働いているイケチュク・アゾタム、ヘッドコーチのダルコ・ラヤコビッチ、選手育成高知のノア・ルイスを含む10名を訴えたと報じられた。
昨季までニックスで働いていたアゾタムがニックスの機密情報を持ち出し、ラヤコビッチHCなどとシェアしたとされるためだ。
この問題について、ラプターズとラプターズの親会社であるメイプルリーフスポーツ&エンターテインメント社が声明をリリースした模様。hoopsrumors.comが伝えている。
MLSE(メイプルリーフスポーツ&エンターテインメント社)とトロント・ラプターズは、先週木曜日にMSG(マディソンスクエアガーデン)からこの件を知らせる書簡を受け取った。
MLSEは迅速に応答し、内部調査を実施し、全面的に協力する意向を明確にした。
MLSEはMSGから訴訟された、もしくは訴訟されることについては知らされていない。
我々はこの問題に関与していない。
MLSEとトロント・ラプターズは、この問題が双方の納得できる形で解決するまで、さらなるコメントは差し控える。
ニックス側はこの問題について、ラプターズがアダムスをスパイとしてニックスに送り込んだとも主張しているという。
ラプターズが組織として動いていたのか、それとも誰かが個人的に指示していたのか、それともアゾタムの単独行動だったのかは分からない。
いずれにせよ、アゾタムがニックスの機密情報をラプターズに故意に流出させたなら、アゾタムはもちろん関係者は大きな責任をとらされることになりそうだ。