元NBAスターのラジョン・ロンドが2013年の膝の怪我を振り返る「ラジオで前十字靭帯断裂であることを知った」
元NBAオールスターポイントガードのラジョン・ロンドは、ボストン・セルティックスに所属した2013年1月にアトランタ・ホークスと対戦した時、膝を負傷した。
ロンドはコートに立ち続けたものの、その後MRI検査を受けたところ前十字靭帯を断裂していることが判明し、長期離脱を余儀なくされた。
そのロンドが当時を振り返った模様。
ロンドによると、前十字靭帯を断裂したことを知ったのは、セルティックスや医師からの連絡ではなく、たまたまつけていたラジオだったという。ロンドのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
アリーナに行った時、ヒートパックを7つくらい貼った。
試合前の準備をし、シャワーを浴び終えると、ドクターのひとりに「ここに座れ」と言われたんだ。
彼は前十字靭帯の軽い検査をした。
すると、こう言った。
「君は今日はプレイしない。病院へ行け」とね。
MRI検査を受けた後の帰り道だった。
一緒に病院に行ったドクターがラジオをつけた。
すると、「ロンドが前十字靭帯断裂により離脱」と報じられたんだ。
僕は「検査結果を聞いていないぞ。僕が知る前にどうやって知ったんだ?」という感じさ。
同乗していたドクターに「これは事実なのか?病院には他に誰もいなかったのに、どうやって前十字靭帯断裂の情報を手に入れたんだ?」と聞いた。
僕の隣に座っていたドクターが何か言ったに違いない(笑)
離脱前のロンドは2試合連続でトリプルダブルを達成。
セルティックスのレジェンドであるラリー・バードの3試合連続トリプルダブルまであと1試合に迫っていただけに、前十字靭帯断裂による離脱を相当悔やんだことだろう。
なお、ロンドは約1年後に復帰したものの、セルティックスとの関係が悪化し、2014-15シーズン中のトレードでダラス・マーベリックスに移籍した。
ロンドのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
TM | ボストン・セルティックス ダラス・マーベリックス サクラメント・キングス シカゴ・ブルズ ニューオーリンズ・ペリカンズ ロサンゼルス・レイカーズ アトランタ・ホークス ロサンゼルス・クリッパーズ クリーブランド・キャバリアーズ |
G | 957 |
MP | 29.9 |
PTS | 9.8 |
TRB | 4.5 |
AST | 7.9 |
STL | 1.6 |
TO | 2.7 |
FG% | 45.6% |
3P% | 32.4% |
FT% | 61.1% |